おべんとくん

息子のお弁当を作ったついでに、私のぶん分も作っておきました。
その日はなぜかそうじも洗濯もはかどってイイ調子。食卓においてあるお弁当についつい目がいってしまいます。そしてニンマリ。『そろそろ食べてるかしら?』なんて時計を見ながら、私もランチタイムとなりました。卵焼きやウィンナーはギュウギュウ詰め込まれて型くずれしているし、ごはんは冷めてるのに、みんなとてもおいしい
。お弁当箱に入っているだけで どうして違うのでしょうか?うめぼしくんみたいな世話焼きさんがお弁当の中で『もっとおいしくなれー!』ってがんばってるからかもしれませんね。
(真木文絵:後書きより)

●文 真木文絵
●絵 石倉ヒロユキ
チャイルドブック
●絵本26p
●価格¥350