ポットくんとミミズくん
ポットくんは、花が大好きな植木鉢。春の夜、庭の落ち葉を食べていたミミズくんと出会い、友達になりました。ミミズくんが教えてくれるトンネルのほりかた、卵や赤ちゃんのことなど、それはびっくりすることばかり。 子どもたちに身近なミミズの生態や、環境にはたす役割が、ゆかいなストーリーとともに展開する絵本です。 おとなしくて働き者なのににょろにょろしているというだけで、みんなから「うわ〜〜〜」とあとずさりされてしまうミミズくん。そんな気の毒なミミズくんの地道な仕事ぶりを知ってもらいたいと思いました。だって、私は3000匹シマミミズと暮らしているんですもん。 (真木文絵)